外資系大手コンサル会社への転職!戦略も公開!
予め記載しておくと、私は地方のなんてことない大学卒だ。
おそらく、名前書けば誰でも入れる大学なはず。。
そんな私は、今年から外資系大手コンサル会社で働いている。
経歴を簡単に書くと、
2011.4:新卒で都内のSI企業に入社(いわゆるSIer)
2012.7:退職しフリーランスとして活動
2013.9:再び会社員として、大手商社の小会社で社内SE職に従事
2019.1:外資系大手コンサル企業入社
といった感じ。
起業を考えている私は、この入社でゴールとは考えていないが、
「優秀な人材が集まるこの環境で多くの刺激を受けながら成長できるのでは。」
と考えている。
私がこの業界を目指した理由は、
- 様々な業界、クライアントに関わることができる
- 給料が高い
だが、
このような方々には、適している環境ではないかと思う。
入社にはタイミング的な要素も必要ではあるが(私の場合は好調な業績の影響もあって大量募集の流れに乗っただけ)、戦略的に進めることは非常に重要だと感じるので、参考に出来る部分もあると思う。
私が記載する内容は中途入社のケースなので、新卒の場合は異なると理解している。
ちなみに、私はこの方法で3社中、2社からオファーを貰った。
[オファーを貰う為の戦略①] 提出書類
自分から応募、転職サイト・エージェント経由、知り合いの紹介、、、どの方法からのアプローチでも必ず「職務経歴書」or「履歴書」の提出を求められるはず。
学歴に自信が無い私は、特に指定が無ければ「職務経歴書」のみ提出している。
理由は明確で、学歴を記載する必要が無いから。
これまで経験した業務を記載するのだが、ポイントとしては、
「可能な限り詳細に書いて、経験豊富なことをアピールする」こと。
システム関連で言えば、
- 経験業界
- 経験フェーズ(要件定義、設計、開発、テスト、導入、保守、PMO・・・)
- 経験言語
- 個人として取り組んだ内容
がある。
採用する側からの視点で中途入社を採用するメリットの1つに
「キャッチアップのスピード」
があると思うのだが、それには
- 頭の回転が早いこと
- 経験が豊富であること
が必要だと思っている。一緒に仕事したことが無い相手の1、2を判断する場合、
- 頭の回転が早いこと :高学歴
- 経験が豊富であること:業務量や特質的な業務経験
を提出書類から読み取る必要があるので、学歴に自信が無い場合は、2で少しでもアピールしたいところ。
私の場合、上流フェーズを担当することが多かったので、顧客との折衝シーンで意識したことや実践したことも記載し、フリーランス時代の独特な業界についても記載した。
書類選考で見切られてしまうのは一番もったいないので、なんとか面接まで進めるように提出書類作成には十分に時間を使うのがベスト。
[オファーを貰う為の戦略②] 面接
無事、書類選考を通過すると次は面接に突入する。
面接の回数は一般的には1〜3回だと思うのだが、外資系は少し多く、2〜5回の印象。
対面する相手と内容は、
- 1次:人事担当、コンサルタント、マネージャ面接
- 2次:マネージャ、シニアマネージャ面接
- 3次:シニアマネージャ、パートナー(マネージングディレクター)面接
- 4次:パートナー(マネージングディレクター)面接
- 5次:人事オファー面談
これより少ないケースも多いが、最大でこのくらいの面接があると思ったほうがいい。
また、コンサル会社独特の「ケース面接」がある場合もある。
私の場合は3回(マネージャ、シニアマネージャとパートナー、人事オファー面談)で、ケース面接は3社中1社で実施した。
面接で聞かれることは、どこのファームでもだいたい
このテーマで進むケースが多い。
これだけ見ると「日系の他業界の面接とあんま変わらんな」と思うが、さすがコンサル会社というところだと、「中途半端や曖昧な回答は激詰めされる」。
面接官:「さて、なぜ当社に応募したのでしょう?」
被面接者:「御社の〇〇事業に興味があり、私のこれまでの経歴から事業推進のチカラになれると感じたからです。」
面接官:「でも、この事業は他のファーム、例えば〇〇会社でもやってるよ?調べてみた?」
面接官:「この事業のどの部分に惹かれたの?あと、この業界・事業はどんな展望があると思う?」
被面接者:「・・・」
と言った感じで、普通に「なぜなぜ」面接的な展開になることも多い。
回答すること全てに対して「なぜ?なぜそう思うの?」と聞かれるので、自分の中の意見が固まっていないと詰まってしまう。。
対策としては、さすがに全ての質問に備えるのは難しいので、
「当日自分の口で回答する内容の裏付け」を明確にしておくこと。
その為の他社や業界の調査も含めて、自分の意見として発言出来るようになるまで準備しておく必要がある。
暗記してしまうとぎこちなさが伝わってしまうので「自分の意見として」が重要。
あとは、慌てないことも重要で、コンサルタントとして実際のクライアントの重役(自分の倍の年齢の方達)たちを前にプレゼン出来る能力、を見られているケースもあるため、相手に与える印象を意識することも非常に重要な点だと言える。
上記を前提に私が実践した内容は簡単で、
- 想定外の質問の場合は「今の私では〇〇だと感じてますが、〇〇部分の理解が足りないことを自覚しておりますので、ここまでの意見となります。」と不明確な点を含めて、現在の自分の意見を述べる
- 相手が目をそらしても、目を見続ける(自信がある印象を与えることができる)
- 目を見れない場合は、眉間あたりを見続ける(相手からは目を見ているように見える)
- 業務に則した質問を予め考えておく(できるだけ印象に残るようなもの)
- 面接開始予定時間の2時間前 に仮眠(これで頭が冴える)
意見等あればコメントにて。