学歴と仕事のデキ
「高学歴な人ほど仕事デキないよね。」
このフレーズ、わりとよく聞くと思います。
世間のイメージとして、高学歴 = 仕事がデキて当たり前
こう思われているのが原因だと思うんですが、みなさんの周りはどうでしょうか?
高学歴から伝わる先行イメージ
完全に、私の個人的な意見ですが、実態としてはおそらく
「高学歴 = 仕事がデキる」人の方が多いと思います。
「高学歴な人ほど仕事デキないよね。」
この会話がよく出てくる場所は、仕事がデキない高学歴の人が存在する職場だと思うのですが、
その環境にいる、またはその環境を知っている人達がこのフレーズをよく使うことで、世間的によく聞くフレーズになった、といったところでしょうか。
加えて、高学歴でない人達からすると、記憶に残りやすいフレーズでもあり、
学歴においての劣等感からそれが真実!と思いがち、なのだと思います。
実は、私もその一人でした。。。
現場レベルでの実態
当然、高学歴の人でも色んなケースがあると思いますので、一概に言えない部分もありますが、
私がこれまで経験してきた環境においては、高学歴の人は仕事デキます!
私の現在の職場状況を少し紹介させて頂くと、
- 上司(SV)1:東大卒(しかも現役合格)
- 上司(SV)2:明治大卒→東大大学院卒
- プロジェクトメンバーの新卒入社2、3年目:知ってる範囲だけでも京大卒2名他
こんな感じです。
まず、上司2人は高学歴かつ優秀で、まさに仕事がデキる人です。
無駄なプライドが無く、わからない部分があれば、
「わからないから教えてくれ」とすぐに聞いているので、吸収も速く守備範囲が異常に広いです。
新卒入社2、3年目のメンバーも、吸収の速さが異常でプロジェクトを進めるチカラもあります。
今の環境が特殊なんでしょ。。と思いたいですが、
他プロジェクトでも仕事がデキる人の学歴を聞くと、高学歴のケースが多いので、間違いではないと思います。
(今の会社がそんなメンバーが集まりやすいのかもしれませんが。)
高学歴で仕事がデキる人の特徴
周りを観察して、私なりに気付いた特徴を列挙したいと思います。
前出している内容も含めて記載します。
- 吸収がとてつもなく速い
- 人から聞いたりドキュメントを1度読んだだけで自分のものにしている
- 物事の全体を捉えている
- 一部分だけなく、それが全体のどの部分にあたるかを理解している(もしくは理解しようとしている)
- 自分の意見や発言をよく整理している
- 何が言いたいのかがハッキリしていて、そこまでの流れも考慮して会話している
- 無駄なプライドが無い
- 態度にはプライドを感じるが、仕事上の知見については貪欲で他人の意見もよく取り入れる
やはり、一つ目が一番大きいと思います。
私の場合、同じことを2、3度経験するなどしないとなかなか覚えられないのですが、
彼らは一度聞くか読むかすると、すぐに吸収してしまいます。
裏での努力もあると思いますが、これまでの考え方(学生時代の物事の捉え方)が影響していそうです。
プライドについては、逆に高学歴でない人の方が高いと感じるケースが多いです。(私含め。。。反省です。。。)
他人の意見をよく聞いて、自分より的を得ている内容だとそれを取り入れようとします。
転職における高学歴のメリット
Appendix的にこの内容についても書きたいと思います。
今どき「高学歴だから即採用!」といった動きをしている企業は少ないと思いますが、やはりメリットはあります。
1についてはわかりやすいと思います。(例えば「MARCH以上」とか)
これは、地頭の良さが要求される職種だからだと理解しています。
それより、2については大きなメリットだと感じました。
私はHRの専門家ではありませんので、細かい部分についてはよくわかりませんが、
「学歴を採用判定基準にすることは理に適っている」という言葉を耳にし少し調べてみたのですが、
学生時代におけるツライ(もしかしたらツラく無いのかも)受験勉強に耐えうる忍耐力、
または自分なりに確立した対策方法を持っていて、努力するクセが付いている人物を判断する上で、学歴判断は有効なようです。
3については、大学卒でなくてもビザが下りる国もありますが、高学歴である方が移民局から許可が下りやすいようです。
こちらについては、国や働く職種と学歴とのバランスなど、様々な条件が絡むので、正確な情報は自分で調べるようにしてください。
まとめ
- 高学歴な人は仕事がデキる!が正解だと感じている
- 高学歴な人の一番の特徴は、吸収の速さ
- 高学歴であれば転職活動も優位に進む可能性が高い(これだけ見ると当たり前ですが、、)