挫折知らずの術!自分の理解度スピードを把握する
習得したいスキルや知識の学習を進めている時、特にスタートさせたばかりの頃は成長を実感出来ず悩んだ人も多いと思います。私もその一人で、今でも悩みながら過ごすことも多いです。
そんな"学びのマラソン"における全体感と自分の考えを整理させたく、この記事を書きます。
誰でも最初は初心者 → 他人とは比較しない
初心者を励ます部類のTwitterなどのSNS投稿やブログなどでよく見るワードの一つに「誰でも最初は初心者」があると思いますが、これはこれで事実だと思いますし、その業界や分野の第一人者でも最初は素人からスタートし、圧倒的な努力や時間をかけて現在の地位を確立したと思います。
ただ初心者からするとそんな人達を目指すとした時に、現在の自分との差を露骨に感じてしまうので、「いつになったらあのレベルに到達出来るのだろうか。」と落胆してしまうことで、途中で挫折してしまう人がいるのも事実です。何度も書きますが、私もそのような経験をたくさんしてきました。
このようなスタート時の挫折を乗り越える為の言葉として
「あの有名人でも最初は初心者で、今のあなたと同じような思いを経験してきたのだから、辛抱強く頑張りなさい。」
という意味で使われることが多いと思います。
この言葉を受けて「よし頑張ろう!」となることもありますが、よくよく考えると、同じ学びを実行している全員が、同じ理解度スピードで成長していくことはありません。環境や考え方、費やす時間など、様々な条件によって理解するスピードは必ず異なるはずです。
つまり何が言いたいかと言うと、「他人と自分を比較しても無駄」ということです。
業界有名人や同僚、友人などと自分を比較してもメリットは一つもありません。そもそもその比較は正確ではない可能性もあり、間違った解釈をしてしまうことで、自分の立ち位置や市場価値などを見誤ってしまう原因にもなり得ます。
それでも自分の比較評価を知りたい場合は、第3者に評価してもらうのがベストだと思います。
自分の理解度スピードの把握は「生い立ち」から遡る
それぞれ得意不得意分野があると思いますので、学ぶ分野や業界によって理解度スピードに違いはあると思いますが、ざっくりと自分のタイプを知って途中の挫折を無くすことが目的ですので、分野のカテゴライズなどは実施しません。
自分のタイプを把握するうえでのinputは、生い立ちから現在までの経験です。
学生時代(小学生・中学生・高校生・大学生)
- 納得しないと次の課題に進まない
- 自信がない分野の改善は消極的
- 自信がある分野は生き生きしてる
- 不得意分野の改善より得意分野を伸ばすことが楽しい
- どうしてもやらないといけない場合のみ追い込まれてから改善する
- 自己評価は厳しめ
社会人時代
- 座学より実践で理解した実感を感じる
- 必要だと感じてからは行動するまでは早い
- 自己評価は厳しめ
私の場合はこのような感じです。
まとめると、
学びの条件
- 必要に感じる理由付けが必要
- 追い込まれてからの行動は早い
- 座学より実践で理解の実感を得る
- 自己評価は厳しめなので自信を持つのに時間がかかる
となります。
理解度スピードのグラフ
学びをするということは、不得意分野だと思うから自分に無いスキルや知識を得ようとしているので、私の場合はとにかく学習スタート時期の継続が最重要課題です。
グラフにすると、
ちょっと極端に書いてますが、自分のタイプとしてはこの形がしっくりきているので、間違いではないのだと思います。
このグラフを元に現在の自分の位置を理解して、苦しい時期を乗り越えるのに活用しています。
まとめ
- 他人と自分を比較するのは絶対に辞めたほうがいい
- 自分のタイプを列挙するなどして理解する
- しっくりくる理解度スピードを図に起こす
- その図を元に全体感と位置を把握し挫折防止に活用する